『ナイナイとしあわせの庭』──喪失の悲しみからゆっくり立ち上がろうとする姿を描く 2018年6月6日 あらすじ リラには空想の友達がいる。ナイナイという名前だ。 ママが死んでしまったリラは、毎日喪失感を抱えている。 ママがいたときは華やかだった庭も、今では花も咲かない。 パパとリラは深く悲しみ、空虚を抱えていた。 なにもない庭に、あるとき、ナイナイが種を植える……。 ゆっくり悲しみから立ち直...
『ちいさな死神くん』──死神と死にゆく少女の物語 2017年12月10日 あらすじ 死神くんは死にゆく人を迎えに行くのが役目。 しかし、死神くんが迎えに行くと、つれて行かれる人は死神くんと口もきかず、泣き、寒がる。 死神くんはそんな役目にうんざりしていた。 あるとき、死神くんは、エルスウィーズという少女を迎えに行った。 すると、彼女はこう言った。 「とうとう きてくれたのね!」...
こわがりのかえるぼうや 2017年10月7日 かえるのジェロームはとってもこわがり。きょうもひとりでねていると、なんだかへんな音がきこえてきました。「パパ!こわくてねむれないよお」すると、パパは…?こわがりの子どもとたのもしいパパの、心にのこるお話。3歳から。...
にわにいるのは、だあれ? 2017年10月7日 ミーヌがにわではなをつんでいると、だれかがこちらをみているようです。ふしぎにおもったミーヌはごはんをたべていても、よるねるじかんになってもきになってたまりません。つぎのひ、にわにいってみると、きからきみょうなはしごがさがっています。きのうえにいたのは…?3才から。...
あるひ ぼくは かみさまと 2017年10月5日 テオが出会った「かみさま」は、オムレツを知らないし、泳げないし、木に登れないし…。でも、さようならをしたあと、テオにはある思いが残りました。世界が注目するアストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞作家の絵本。...