『ナイナイとしあわせの庭』──喪失の悲しみからゆっくり立ち上がろうとする姿を描く

あらすじ リラには空想の友達がいる。ナイナイという名前だ。 ママが死んでしまったリラは、毎日喪失感を抱えている。 ママがいたときは華やかだった庭も、今では花も咲かない。 パパとリラは深く悲しみ、空虚を抱えていた。 なにもない庭に、あるとき、ナイナイが種を植える……。   ゆっくり悲しみから立ち直...

『ちいさな死神くん』──死神と死にゆく少女の物語

あらすじ 死神くんは死にゆく人を迎えに行くのが役目。 しかし、死神くんが迎えに行くと、つれて行かれる人は死神くんと口もきかず、泣き、寒がる。 死神くんはそんな役目にうんざりしていた。 あるとき、死神くんは、エルスウィーズという少女を迎えに行った。 すると、彼女はこう言った。 「とうとう きてくれたのね!」...

こわがりのかえるぼうや

かえるのジェロームはとってもこわがり。きょうもひとりでねていると、なんだかへんな音がきこえてきました。「パパ!こわくてねむれないよお」すると、パパは…?こわがりの子どもとたのもしいパパの、心にのこるお話。3歳から。...

にわにいるのは、だあれ?

ミーヌがにわではなをつんでいると、だれかがこちらをみているようです。ふしぎにおもったミーヌはごはんをたべていても、よるねるじかんになってもきになってたまりません。つぎのひ、にわにいってみると、きからきみょうなはしごがさがっています。きのうえにいたのは…?3才から。...

あるひ ぼくは かみさまと

テオが出会った「かみさま」は、オムレツを知らないし、泳げないし、木に登れないし…。でも、さようならをしたあと、テオにはある思いが残りました。世界が注目するアストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞作家の絵本。...

みまわりこびと

リンドグレーンからクリスマスの贈り物。スウェーデンの妖精トムテのおはなし。...