概要
色に色を混ぜると、違う色になる!
そんな不思議な現象を、改めて発見できる一冊。
読み手にアクションを求めてくるのが特徴の絵本。
いろいろ、いろの本
色に対する不思議や、おもしろさを体験できる絵本。
読み手のアクションを求めてくる本文が多く、読み手は色の持つ不思議さに引き込まれていくだろう。
大半が、色を混ぜるとどうなるか?をテーマにしているが、疑似的に色を混ぜるふりをさせたり、本を傾けさせたり、振らせたり、閉じさせたりすることで、色の変化を楽しめるようになっている。
物語性はないが、おもしろいアプローチの絵本だと思う。
ただ、色が赤と青と黄色がメインに扱われ、それほど色にバリエーションがないところが残念。
色塗りが好きな子、お絵かきが好きな子は興味津々にこの本を読むだろう。
色に対する興味を引き立ててくれる絵本だ。
色は混ぜると違う色になる
混ぜると違う色になる、ということの不思議さを改めて取り上げた絵本。何色と何色でどんなに色になるか詳しくなれる……かも。
複数に対して読み聞かせは難しいだろうが、一対一の読み聞かせだとコミュニケーションが盛り上がる本だと思う。
ただ、ページ数が多く、興味のない子を引きつけておくのはちょっと難しいかもしれない。