あらすじ
なめれおんくんは、なめたものの色と同じになります。
赤くなっているときは、赤いものを。
黄色になっているときは黄色いものを。
そんな感じでいろんなものをなめていくなめれおんくん。
どんな色に変わっていくのかな?
いくらなんでも……
なめたものの色に変わってしまう、なめれおんが主人公の絵本。
幼児向けの絵本なので、複雑な話の展開はなく、なめれおんくんがいろんな物をなめて、体の色がかわっちゃった!ということを繰り返す。
なにをなめたと思う?というような問いかけがあるが、当てられることはまずないだろう。
初っぱな、なめれおんくんが赤くなっているよ、はなにをなめたんだろう?と持ってきておいて、いきなりなめたのは「さるのおしり」とか出てくるので、不意打ちをくらった気分である。
まさかこれはトンデモ絵本なのか……と身構えたが、パンチが聞いていたのは「さるのおしり」だけであった。
なぜ「さるのおしり」にしたのだ……。
そんな感じで、なめれおんくんの体の色が変わっているけど、なにをなめたのかな?というふうに話は進んでいく。
「さるのおしり」ほどにインパクトのあるものは出てこないが、彼は実にいろんなものをなめている。なめるのが好きなのだろう……が、あんまり想像したくない感じではある。
奇想天外な展開を楽しむ絵本。
なんでもなめちゃうなめれおんくん
奇想天外な展開を楽しむ絵本だが、トンデモな展開はしない。
ちょっとした時間に読める絵本だろう。
幼児向け。