あらすじ
森の中に住むおばあさんは、きらきらしたものが好き。
きらきらしたブローチを作り、森のみんなもきらきらしたらすてきだと思っていました。
そんなある日、おばあさんのところにねずみがやってきて、蝶ネクタイがほしいと頼んできました。
おばあさんは、きらきらした蝶ネクタイを作ってあげました。
すると次は、リスの兄弟がやってきて、バッグがほしいと頼んできました。おばあさんは、きらきらしたバッグを作ってあげました。
それからというもの、森の動物たちがなにかしら注文するようになって……。
きらきらしたものが好きだから……
森の中に住む、きらきらしたものが好きなおばあさん。装飾品はもちろん、服やくつもきらきら光っていたらうれしい。
そんなおばあさんは、森のみんなもきらきらしたらすてきと思っていた。おばあさんの夢は、きらきらしたものを売るお店を持つことが夢だった。
そんなある日のこと、ねずみがやってきて、蝶ネクタイがほしいという。
おばあさんは、きらきらした蝶ネクタイを作ってあげる。
その次はりすの兄弟がやってきて、バッグが二つほしいという。
おばあさんはきらきらしたバッグを二つ作ってあげる。
それからというもの、森の動物たちがやってきては、あれを作ってほしい、これを作ってほしいと頼みにくる。
なんでお店も開いていないのにおばあさんに注文してくるんだ……?
そう思ったのかどうかは謎だが、おばあさんは、それならと店をオープンした。
その名も「きらきらやさん」。まんまである。
なぜか次々にやってきては、何かを注文していく動物たち。おばあさんは注文通りに、きらきらしたものを作っていく。
そしてその理由は、ゾウのカップルの結婚式に出るためだったということがわかる。
おばあさんも出席してくださいと言われたけど、翌日が結婚式。服もなにもかも用意できていない。というか結婚式の前日に招待されても困るのは当然である……。
しかも、きらきらがもう一つだけしかない……とおばあさんは消沈気味。
ん?
きらきらがもうないとはどういうこと?
そもそも「きらきら」ってなに……?
おばあさんは一つきりのきらきらをなんと虫歯の中に入れて、結婚式に出席。う、うーん、キュートといえるのかどうか……。
その夜、おばあさんはぐっすり眠る。
夢の中では、星を網ですくっている。
「こんやは たくさん
ほしが とれそうだわ!」
そして明日もきらきらやさんはにぎわいそう、としめているので、もしかしてきらきらとは星のことなのか? だけど夢の中でとれた星は現実世界にもってこれないし……?という小さな疑問を残して終わる。
きらきらとはいったい……。
きらきらが好きなおばあさんの話
前日になって結婚式に招待されるとか、きらきらの正体は何なのかとか、細かいツッコミはできるのだが、全体としてはきれいにまとまっているように思える。きらきらしたものが好きな子には共感を呼ぶだろうなあといった感じである。
幼児、低学年向け。