絵本の森

『もちもちおもち』──みんな大好きおもちが次から次へと登場するよ

概要

いろんなおもちが次から次へと舞台で紹介されていく。
「あんこもち」「きなこもち」「なっとうもち」に「いそべもち」……

あなたの好きなおもちはなあに?

 

みんな大好きおもちが勢ぞろい

みんなが大好きなおもち。
軽快でキレのいい文章とともに、いろなおもちが次々と登場する。
舞台の顔見せのように、次から次に登場するおもち。
好きなおもちが出てくるか、みんなで話が盛り上がりそうである。

一番最初に登場するのは、みんな大好き「あんこもち」。
豪快に体のあんこを食べてみせる。

二番手は、「きなこもち」。
黄色いきなこをまぶしたきなこもちが登場する。

三番手は、「なっとうもち」。
ねばねばの納豆にまみれたなっとうもちが踊る。

四番手、「いそべもち」。
自信満々に胸をはる、黒いのりがキリッとしまったいそべもちが登場。

……とまあ、ほかにもいろいろなもちが登場する。
しかも、かっこいい口上とともに。
最後は「出演」として、登場したおもちたちの紹介ページがあるのも細かい。
にぎやかで楽しい絵本だ。

 

これを読んでいたら、うーん、おもちが食べたくなったぞ。

 

おもちの種類、総出演

おもちがひとつひとつ、舞台で紹介されるという形をとった本。
物語性はなく、あくまでもおもちの紹介に徹している。
歯切れのいい口上とともに現れるおもちたち。見ていると食べたくなることうけあい。
幼児、低学年向け。