絵本の森

『あくまくん』──悪魔くんがいろんな場所にいき、いろんな色と接するよ

あらすじ

地獄の暑さにうんざりした悪魔くんは、違う場所へ飛んでいきます。
いろんな色の場所にきて、そこでしばらく過ごすのですが……。

 

地獄は暑くてうんざりするので……

地獄にすんでいる悪魔くん。
地獄は赤くてまっかっか。

なんかその赤さにうんざりした悪魔くんは、しっぽをバネのように巻いて、ビューンとひとっとび。
そして北極へ。

 

えらい極端なところにきたな……。

 

当然だが北極は白い。
まっしろしろ。
これも当然だが、北極は寒い。
寒いのがいやになった悪魔くんは、またもやしっぽバネでビューン。

 

砂漠にきた。

 

なんでそう極端なところにくるのかな……。
砂漠は砂漠でまっきっき。

乾燥しているのでのどが渇く。
それにうんざりして、悪魔くんはまたもやビューン。

お次はジャングルだ。

ジャングルは
みどりで
まみどりで
まっみどりみどり。

「まっみどりみどり」はだいぶ無理がないか……。
まっかっか、まっしろしろ、まっきっきときて、語呂をあわせたかったのはわかるが、「まっみどりみどり」はちょっと苦笑が出る。

ジャングルはじめじめしていてうんざりだから、悪魔くんはさらにビューンと海の中。

海の中はまっさおさお。
ここは快適。夏休み中、悪魔くんはずっと海の近くにいることにした。

 

色と語呂をあわせた展開をする本書。
くるくると変わる色が目に楽しい。
いろんなところへ行く悪魔くん。
最後には快適な場所を見つけられてよかったね。

 

悪魔くんがいろんなところにいく

幼児向けだろう。
物語性はあまりない。