絵本の森

『はなちゃんとぷーのおみせやさん』──気まぐれ猫との友情は成立するか

あらすじ

はなちゃんは、ねこのぷーと一緒にお留守番をすることになりました。
一緒に遊ぼうと誘っても、猫のぷーは相手してくれません。

はなちゃんは、おみせやさんごっこをすることにしますが……。

 

猫と人間の間に友情は成立するか

はなちゃんと、ねこのぷーはお留守番をする。
早速ぷーと遊ぼうとするも、相手はねこ。ぜんぜん相手にしてくれない。

だって気まぐれ猫だもの、一緒にお店屋さんごっこなんてしてくれるわけがない。
遊ぼうよ、と声をかけても知らんぷり。
一方通行の友情を見るようで切ない。でも猫らしい。

お店屋さんごっこの準備をめちゃくちゃにしてしまうぷー。泣き出すはなちゃんだけど、もちろん、ぷーが慰めにきてくれる気配もない。猫らしい。実に猫らしい。

それでもはなちゃんは猫のぷーを友達だと思っている。ああ、こんな一方通行の愛、あっただろうか。

 

最後は大きな箱の中でぷーと一緒に眠り込んでしまうはなちゃん。
こうして見てみると、ぷーも案外、はなちゃんのことを気に入っているの……かも。
でもタイトルのおみせやさんは、ぷーに破壊されて終わってしまったという……。

 

反省しないぷー

実に猫らしいぷー。反省もしなければ、落ち込むことだってない。
だって猫だもの……。

幼児、低学年向け。