あらすじ
今日は、ブルくんの大事な日です。
いろんな車両に、「今日は何の日か知ってる?」と尋ねて回るのですが、みんなろくに相手をしてくれません……。
今日は大事な日なのに……。
しょげてしまったブルくんは、すごすごと帰ろうとしました。
すると……。
誕生日、祝ってよー
今日はブルくんにとって大事な日──だそうだ。
いきなり、その場面から始まる。
大事な日なので、みんなに知らせにいかなくちゃ!と張り切るブルドーザーのブルくん。
何が大事な日なのか?
ちょっと考えれば、まあ、すぐわかるのだが、心の曇ったおとなには、ブルくんにとって大事な日でも赤の他人からすればどうでもいい日なのではないか……などとかわいげのないことを考えてしまい、猛省する次第である。
ブルくんは、いろんな工事現場で活躍する車両たちに会いに行き、今日は何の日か知ってる?とか、今日は何の日か気にならない?とか尋ねたりして、いかにもわざとらしい言動を繰り返すのだが、誰も相手にしてくれない。
しょんぼりブルくん。
すごすごと帰っていこうとしたら……
ちゃあんと用意してありました。
ブルくんの、誕生日パーティ!
予想通りの展開で逆にほっとしてしまう。
しかし、自分の誕生日に、友達に「何の日か気にならない?」と聞くその勇気、わりとすごいと思うのだがどうだろう?
誕生日を祝われることのうれしさ
誕生日を祝われるのってうれしいね!という結末の絵本。
シンプルな話なので、分かりやすい。
誕生日を大切にすることの大事さが伝わってくる一冊だろう。
幼児向け。読み聞かせにも向いているだろう。