絵本の森

『ありがとまと』──助けてもらったらお礼を言おう

あらすじ

お助けヒーロー、トマトマン。
困っているひとのところに駆けつけ、そのマントを使って助けてくれます。
助けられたひとは、みんな、「ありがとまと!」とお礼を言います。

 

お礼を言うことの大切さや気持ちよさを描いた絵本。

 

トマトマンに助けてもらったら、お礼を言おう

おたすけヒーロー、トマトマンの活躍を描いた絵本。
覆面にマントを身につけたトマトマンの姿は、どこからどう見てもヒーローそのものだ。

彼は困っている人がいると駆けつける。
どろんこあそびで顔までどろどろになってしまっただいこんちゃんが助けを呼んだら……トマトマンが駆けつける!

若干泥あそびで顔まで汚しちゃったのは自業自得のような気もするが、トマトマンはだいこんちゃんの顔をマントで拭いてあげて解決する。
助けられただいこんちゃんは、「ありがとまと!」。トマトマンはそれに対して、「どういたしまして」と返すのだ。
これがトマトマンのおきまりのやりとりらしく、ほかに困っているひとを助けては、「ありがとまと」と言われている。

困っているひとを助けるために、マントを使うトマトマン。
広げてパラシュートにしたり、水の中のものを救うのに使ったり、いろいろしていたら……

 

マントが汚れた。

 

まあ……当然だと思うが……。
トマトマンは、このことに危機を覚え、助けを呼ぶ。
トマトマンを助けるひとは……?

今まで助けてあげたひとたちだった!

みんなでマントを洗濯して、マントはピカピカに。
そして、トマトマンはみんなに──

 

ありがとまと!

 

ヒーローもみんなに助けられることもあるんだ

お礼をいう気持ちよさが表現されている絵本だと思う。
助けてもらったら、「ありがとう」。そのことを教えてくれる本だ。
幼児向け。