あらすじ
こけしがこけて、さまざまな日本古来のおもちゃや置物たちに影響を与えていく。
言葉遊びの要素が入った、楽しい絵本。
言葉遊びのちょっと楽しい絵本
こけしが こけて
……から始まる言葉遊びの絵本。
日本に昔からあるおもちゃや置物たちが総出演する。
だるま、あかべこ、おきあがりこぼし、こま、でんでんだいこ、きじうま、さるぼぼ……
みたことはあっても名前の知らない日本古来のものたちが出てきて、あああれはそういう名前だったんだという小さな驚きも味わえる。
また、絵だけで出演しているものある。
こけしがこけて、ドミノ倒しのようにおもちゃや置物たちが倒れたり怒ったり……物語らしい物語はないが、愛すべき日本古来のおもちゃや置物たちが次々と姿を現してくれる。
最後は、鉄板のオナラネタ。それでしめて、また「こけしがこけて」……また最初から楽しめる……かも。
文章量はとても少ない
文章量はとても少なく、絵はカラフルだがシンプルで分かりやすい。
物語性はあまりないが、読み聞かせに向いていそうだ。
幼児向け。