絵本の森

『てんぐ、はなをかむ。』──同じ響きでも違う意味を持つ言葉が楽しい!

あらすじ

同音語ってて知っていますか。
響きは同じだけど、違う意味を盛っている言葉のことです。

響きは同じだけど、違う意味でとらえてみたら……あら不思議。
へんてこな文章になって楽しい!

ちょっとのぞいてみませんか。

 

同音語のおもしろさ

同じ言葉でも違う意味をもっている言葉、「同音語」をネタにした絵本。
たとえば、タイトルの「てんぐ、はなをかむ」は、「てんぐ、はなを噛む」というような感じである。

この絵本はすべて、例文をあげて、どういう意味に変わるのか、そのおもしろさを味わうものとなっている。

となりの おじさんは だいこんを 買うんだって。

となりの おじさんは だいこんを 飼うんだって。

……とまあ、そういう具合である(漢字は適宜変換した)。

言葉の持つおもしろさがシンプルに味わえる一冊である。
全ページ、例文→結果、だけなので、物語性はない。純粋に言葉の楽しさを味わう絵本だろう。

 

言葉の持つ楽しさ

言葉の持つ楽しさを味わう一冊だが、ちょっと内容が幼児には難しい。低学年向けだろう。
国語の勉強になる、楽しい一冊。