あらすじ
ゆうちゃんは段ボール遊びが大好き。
園でも、段ボールや空き箱を使っての遊びは大盛り上がりです。
園でみんなとたくさん遊んで、家に帰ってもまた段ボール遊び。
ゆうちゃんは本当に段ボール遊びが大好きです。
段ボールの魅力
子どもは段ボールや空き箱、ペットボトルが大好き。
それらを使って、工作したり、積み木をしたり……とにかく、そんな発想が!?と驚くような遊び方を見せてくれる。
この絵本の中の子どもたちもそうだ。
段ボールを使って、いろんな発想のもと、いろんな遊び方をする。こんな場面を見ると、その発想力をのばしてあげたいと思うものだ。
段ボールや空き箱、牛乳パックや新聞紙、広告の紙や布きれなどを使って、生き生きと遊ぶ子どもたちの姿はとても健全だ。楽しそうに遊ぶ姿を見ていると、こちらまで元気がもらえるような気がする。
ゆうちゃんも段ボールが大好き。
家でも段ボールで遊び、園でも段ボールで遊ぶ。
何がそんなにゆうちゃんを熱くさせるのか……きっと子どもじゃないとわからない情熱なのかもしれない。
園の段ボール遊びは大盛り上がり。
園長先生までも巻き込んで、子どもたちはおおはしゃぎ。
ものづくりの発想と想像が融合した、とても子どもらしい遊びだ。闊達なパワーに満ちていて、ほほえましくもたくましさを感じ取れる。
遊んだ後のことを考えるとため息が出てしまうが、こんな遊びを重ねることで、いろんなものの発達の力となっているのだと思えば、ちょっとぐらいのゴミやがらくた(ではないと子どもたちはいう)は大目に見てあげたくなる。
ゆうちゃんは、園でも家でも段ボール!
本当に楽しそうに想像の世界で遊んでいる。
段ボールひとつでいろんな遊びを考えつける子どもたち。
その発想力をのばしてあげたいものだ。
段ボール遊びの魅力がいっぱい
段ボール遊びの魅力がいっぱいにつまった一冊。
段ボール遊びに決まったルールなどない。自分たちで考えて決めていくのだ。
遊んだ後の状態はすごいが、それも子どもの間、一瞬の間だけのことだと考えたら、大目に見てあげたいと思う。
絵本自体は幼児向け。読み聞かせ用に書かれているようである。