あらすじ
人間を含む動物たちのうんちについて、ひたすら描いていくうんちの本。どのページを開いてもうんちをしていたり、うんちを描かれていたりと、うんちが大フィーバーである。
みんなのうんち
みんなのうんちをいろんな角度から描いている。
形や色、におい、みんな違う。みんなごはんを食べるから、みんなうんちをするけれど……。
そんなうんちにフォーカスをあてた絵本。
終始、いろんなうんちが紙面を飾るので、あまり食事前や食事後には読みたくない感じがする。うんちはわりとリアルな形状で描かれているので、思わず想像してしまう。
話に一貫性がなく、ひたすら動物がうんちしているところを描いたり、うんちそのものを描いたりと、うんち大フィーバーである。
「へびのおしりはどこ?」とか、「くじらのうんちはどんなの?」と呼びかけながら、答えのページがどこにもないのが、五味ワールドらしくてちょっと笑ってしまった。
とにかくもう、ひたすらうんちである。
笑いをとるわけでもなく、ひたすらに淡々と。
いきものは たべるから
みんな うんちするんだね
最後のしめの言葉であるが、まさにそのとおりの内容であった……。
リアルだなあ、みんながうんちしているところ……。
リアルなうんち
リアルな形状のうんちがいっぱいでてくるので、あまり食後すぐに読んだり、食事直前に読んだりしない方がよさそう。
うんちに興味のある世代には大うけかもしれないが、話らしい話はないのでそこだけ注意。読み聞かせはできる。
幼児向けだろう。