絵本の森

『ビックリえほん』──発想が活きる短いショートショート数

あらすじ

不思議でおかしい、ときにシュールなショートショートがたくさん収録された絵本。
個性的な文と、個性的な絵で、独特な世界観を築いている。

不思議な絵本。

 

シュールなショートショート集

なんともつかみどころのない絵本である。
『ビックリえほん』というタイトルからして、びっくりするようなエピソードが語られるのだが、ツボが違うと、「???」となる。

ショートストーリーにも満たない、ショートショート集だといえるだろう。
意味の分からないものから、笑ってしまうもの、ツッコミまちな話など、さまざまで読んでいて楽しくなってくる。
短い内容ばかりなので、詩のようになっているものもある。
独特なテンポと独特な絵柄の作品で、個性的な世界観を築いている。

くるくる くるくる
つむじかぜ

ふんすい くるくる
まきました

かれきを くるくる
あみました

おおきな ビルも
ねじりんぼう

こんな感じの詩のようなショートショートのような話がいくつも載っている。作者の自由奔放な発想を見るようだ。

ただ全体的に個性的なので、感性が合わない人もでてくるだろう。

裏表紙のヘビの話が一番シュール。

 

シュールさも兼ね添えたショートショート集

おもしろかったり、シュールだったり、いろんなショートショートが収録された絵本。
幼児、低学年向けだろう。