あらすじ
お化けのリュシーが眠っています。
だけどなんだか寝苦しそう……。
それは、お城に住む魔女が、リュシーそっくりの人形を使って、魔法をかけているからでした。
人形を操ると、リュシーも操られます。眠ったまま、リュシーは靴をはいて、外を出歩き始めました。
操られたリュシー、いったいどうなるの?
眠っている間に操られて……
シーツをかぶったような姿をしているおばけのリュシーが、寝ている間に魔女に操られて……という話。
眠っていたリュシー。
しかし、魔女がリュシーそっくりな人形を作り、操ると……あらふしぎ、リュシーは眠ったままでむくりと起き上がり、靴を履き、外を出歩き……。
……という話なのだが、魔女がリュシーとほとんど同じ感じの白いシーツをかぶっているかのような姿なので、まず最初に混乱する。
魔女は下心あってリュシーを操っているのだが、リュシーと同室で眠っていたお化けたち、リュシーの奇行を目にしているのになぜか起こさない。ふつう、心配して起こしたりしないか……?
魔女の魔法で、リュシーは野を越え山を越え。
同室の友達お化けたちはリュシーの様子をうかがっているのか、ついていくだけだ。なぜ起こさないのか……。
そして操られ水に潜らされた拍子に、リュシーのポケットにカエルが入る。このカエルが後に活躍するのだが、水の中に潜らされているリュシーを友達お化けはやはり起こさず様子をうかがっているだけだ。だからなぜ起こさないのか……。
その後も、ほうきに乗って飛ばしたりして、魔女は操り続ける。
そうこうしているうちに、リュシーは魔女の城にやってくる。なんと、そこには魔女の鍋があり、リュシーを材料にしようとしていたのであった。まさに魔女がリュシーを鍋にいれようとしたとき……
「たんま!」
リュシーのポケットに入り込んだヒキガエルが声を上げる。
ヒキガエルは持っていたカボチャのかけらを魔女に渡す。
「あらまあ、かぼちゃ?
ふふふ、わたしは これが
だいこうぶつ!」
そういって魔女はかぼちゃを食べ……
なぜかかぼちゃになってしまった。
ポカーンである……。
なんで? どうして? そもそもこのヒキガエルいったい何??
ポカンとしている間に、ヒキガエルはリュシーを操っていた人形の呪い?を解いてくれる。
本当に、このヒキガエルいったい何……?
リュシーの友達なのだろうか……。
そしてリュシーは元いた場所に帰り、ハッピーエンド、となるのだが……。
友達は何事もなかったかのようにリュシーを出迎えるし、正直、なんのこっちゃわからんといった感じである。
おそらく、この作品は続き物で、それらを読んでいたら感想が違ってくるのだろう。腑に落ちない部分も理解できるのかもしれない。
文章の量は少な目
文章の量は少な目で、絵も四角に囲った中に描いたページが多いのが特徴。どことなく、淡々としており、ヒキガエルがほぼいいところを持っていった感じがする。リュシーは本作ではほとんど眠っているのであまり活躍しない。
幼児、低学年向け。