あらすじ
ぼくの母ちゃんはすごい。
調子の悪くなった電化製品を、パンチやキックで気合い一発直してしまうのだ。
かあちゃんは本当にいろんな電化製品を直す。
ぼくはそれをたくさんみてきた。
でも、外から帰ってくると、父ちゃんが寝ていて……。
笑わずにはいられない、でも愛すべき母ちゃん
笑った。
これには笑った。
調子が悪くなった電化製品を、チョップやキックやパンチすることで直していく母ちゃんが出てくるのだが、母ちゃんの気合いのこもった一撃は、電化製品を動かす。
よくアニメやマンガでそんな描写がされることがあるのだけど、今の時代でも気合いで叩いて動かすようことがあるのだろうか。
ちなみに私は、テレビは叩いて何とかしたことならある。
かあちゃんの気合いのこもった一撃は強力で、ゴミ捨て場に置いてある電化製品すら、電信柱を攻撃することによって動かすのだ。
技名がかっこいい。
でんちゅうがえりキック!
これは強い。
強いに決まっている。
かあちゃんは一言もしゃべらないのだが、かあちゃんがすごいと尊敬する「ぼく」がほほえましい。
お金を入れてもジュースが出てこない自動販売機には、「ウルトラじどうはんばいキック!」。
いちいち技名がついているのもおもしろいが、ジュースがいっぱい出てきて逃げ出す親子の姿もおもしろい。
かあちゃんは すごい。
どんな おんぼろでも
きあい いっぱつで なおす。
そんな母ちゃんがいたら、どんなに心強いだろう。
最後、父ちゃんのエピソードは心が温まるものだった。そう、母ちゃんは暴力的な人では決してないのだった。
豪快だけど、心の優しい、たくましい人なのだ。
うちの かあちゃんは やっぱり すごい。
笑って、最後はほろっとくる、愛すべき母ちゃんの絵本だった。
豪快な絵と、母ちゃんのキャラがたっている
豪快な絵と、豪快な母ちゃんのキャラが立っているこの作品。
幼児、低学年向け。
読み聞かせ映えもするだろう。