『たとえばせかいがゴロゴロだったら』──ゴロゴロするという概念が揺らぐ

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価格情報更新時間:2021/10/18 07:18(更新

あらすじ

ここはゴロゴロ島。
島民のみんなは、ゴロゴロしています。
ゴロゴロ島とは、どんなところなのか?
ゴロン・ゴロゴロスキーさん一家の一日を紹介しましょう。

ゴロゴロスキーさんはお布団屋さん。
布団屋さんの名前は“ユックリーノ”です。

さて、朝の忙しい時間。
お母さんは、子どもたちに言います。

「はやく ゴロゴロしなさい! ちこくするわよ!」

朝の様子を見てみると、みんな横になってゴロゴロ……。
料理するにも、ご飯を食べるのにも、みんな横になっています。

そして、子どもたちはゴロゴロと横になり転がりながら学校へ。
両親は車に乗って、布団工場へ。

ゴロゴロスキーさんの一日は、どんな一日になるのでしょうか?

 

「ゴロゴロ」するとは……

表紙にだまされた。
ページを開いて最初に思った。

表紙だけを見れば、おとな向けの、異国情緒漂う話か、哲学的示唆にとんだ話なのだろうかと思うことだろう。

中身はぜんぜん違った。
お笑い系の話がメインだった。

 

「ゴロゴロ」とは、ほかでもない、だらだらする意味での「ゴロゴロ」。
この絵本の舞台となる「ゴロゴロ島」は、島民みんながゴロゴロしているのだという。

この島の「ゴロゴロ」は、私たちの知っているゴロゴロとはひと味もふた味も違う。
みんな、なにをするにもゴロゴロ……
ゴロンさん一家をメインに据えながら、島の様子を紹介する形で絵本は進んでいく。

時刻は朝の場面から始まる。

「はやく ゴロゴロしなさい! ちこくするわよ!」

朝の忙しい時間にお母さんが言う。
早くゴロゴロしなさいとは……。
一文で矛盾しているような気がするのだが……。

絵は、家族みんなが横になって、ゴロゴロしているのが見られる。
料理をするのも横になってする。
コーヒーを飲むのにも横になって。
ご飯を食べるのも横になって。

なんと、移動するときも横になってゴロゴロ転がりながら、なのだ。
最初の数ページで、「ゴロゴロする」の概念が揺らいでくる。

 

電車のアナウンスはこうだ。

「ゴロゴロえき~、ゴロゴロえき~。
かけこみゴロゴロは おやめください」

かけこみゴロゴロとは……。

 

町の人もみんなゴロゴロ。横になって移動している。
マット運動でやったことがある人はわかるかもしれないが、体を横にしてゴロゴロまっすぐ転がるにはなかなか技術がいる。
それを、島民全員が行っているのだから、すごい。無茶がある。

 

学校では、ゴロゴロ島の歴史を学ぶ授業が始まる。
もちろん、生徒も先生も、みんなゴロゴロ横になって授業をする。
すごい光景だ。

その むかし、
まだ ゴロゴロまちが ゴロゴロむらだった ときの はなし。
「ひるに ゴロゴロして、よる ねむるときも
ゴロゴロしていたら まったく つかれが とれない」
ゴロゴロ島の みんなは ずっと こまっていました。

「ゴロゴロ」するという概念がよくわからなくなってくる。
どういうことなのか……。
ゴロゴロしていたらまったく疲れがとれないと困っていた島民を救ったのが、ユックリーノさんの大発明だという。
どうやら、それは布団のようなのだが……。

ほかにも、ユックリーノスタジアムでプロゴロゴロが行われる紹介があったりして、私たちの持っている「ゴロゴロする」の概念を揺るがしてくる。
ちなみに、プロゴロゴロとは、サッカーのようなスポーツらしい。プロゴラーである選手たちはゴロゴロと転がりながら、ボールを蹴っている。意味が分からない光景だ。すごい。なにがすごいのか説明できないけど、突き抜けている。

さて、一日を終えたゴロンさん一家。
もう寝る時間のようだ。

……うん?
絵では布団が描かれているのだが、眠るにはちょっとサイズが小さいし、数が多いように見えるのだが……? これがユックリーノ布団?
これじゃあ、スリッパにしかならない……

 

まさか……

 

コロンさん一家は立ち上がり、ユックリーノ布団に足を入れて……

「それでは、おたちなさーい」

ええええ???
眠るときは、立って寝るの!?!?

 

そんな、不思議な「ゴロゴロ島」。
あなたも行ってみたいですか……?

 

へんてこな島の生活が笑いを誘う

ゴロゴロ島に住む人たちには申し訳ないが、一日の生活は私たちから見ると変なおかしさがある。
「ゴロゴロする」ということの大変さが伝わってくる…だ…ろう……たぶん……。

「ゴロゴロする」という言葉の意味を知っていれば、この絵本のおかしさがわかる。
低学年向けだろう。
オチらしいオチはなく、島の紹介のままで終わるので、話にオチはあまりない。島民はこれがふつうの生活なのだ。一日の生活にオチはない。

読み聞かせすると、ウケる子とそうでない子が分かれそうだ。

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