あらすじ
いもほりに出かけたくろくまくん。
ようやく抜けたおいもは大きなおいもだった。
その芋が抜けた穴に入ってみると……
なんと現れたのは恐竜!?
恐竜は大きな口を開けて、くろまくんたちに向かってくる。
食べられてしまうの……!?
芋ほりがちょっとした冒険になって
小さなサイズにかわいらしいくろくまの絵がなんともキュートな一冊。
「おはなし・くろくま」シリーズの、『いもほりくろくま』。
いもほりにやってきたくろくまくん。
中々抜けない芋。
芋畑に来ていたりすくんたちも手伝ってようやっと抜けたのは、でっかいおいも!
話はこれで終わりそうなものだが、まだまだ話には続きがあって……。
おいもが抜けた穴。
そこに飛び込んで出会ったのはなんとびっくり、恐竜!
恐竜はくるくまくんたちの前で、口をあんぐりと開けて、くろくまくんたちを食べようと……しているわけではなかった。
「のどに なにか つっかえて とれないんだ」
みんなでそれを取り出したら、なんとそれは……大きなおいも!
うん、何を食べていたら、大きなおいもがそのままノドにつっかえるのかな……。
というか、そんなに大きなおいも、のどに詰めたら窒息……
……という大人気ないツッコミをしてしまうのは心が乾いたおとなだからだろうか。
小さいサイズの絵本で、文章量も限られていながらも、さまざまな展開を見せる、本書。
芋ほりに関係していたのは最初だけだったり、突然恐竜が登場したりと、作者が好きなようにやっているのが伝わってくる。
でっかいお芋が取れたのはそれだけでインパクトがあるから、それを二度使ったのはインパクトが薄れてしまった感が否めない。
絵はとてもかわいく、主人公のくろくまくんとりすさんたちもかわいく描かれていてよかった。
小さいサイズの絵本
思いも寄らない方向に展開していくお話だが、内容的に幼児向け。
芋ほりの季節に読むといいような気がする。