子どもたちの心に寄り添う優しい物語集──『ふしぎなかぎばあさん』

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価格情報更新時間:2019/07/17 11:47(更新

表題を含む優しい短編三つを含んだ不朽の名作。

 

収録三編は独立した話でどれから読んでも大丈夫

本書には表題を含め、三つのお話が収録されています。

 

1.ふしぎな道のり

主人公のタケシは、友達の正ちゃんに誘われ、自転車で遠乗りに出かけます。正ちゃんの自転車は買ってもらったばかりの、ピカピカの金色の自転車。自転車をとりかえっこしながら海に向かって自転車を走らせます。途中で休憩することにし、二人は甘いジュースを味わいます。正ちゃんは自転車をもう少し走らせるといいますが、タケシは帰りが遅くなることを心配して、帰ることにしました。
帰ってから、家に電話がありました。なんと、正ちゃんが事故に遭ったというのです。
急いで正ちゃんが運ばれた病院に行くタケシ。
そこで知らされた衝撃の事実とは……

 

2.手紙になったリンゴ

北国に住むちこのお父さんは、都会に出て働いています。だからなかなか帰ってきません。ある日、お父さんから働く場所が変わったという知らせをもらいます。お父さんに会いたいちこ。手紙を出そうと考えますが、働く場所が変わったので住所が分かりません。それでもお父さんに会いたいちこは、りんご園に実った青いリンゴを見ていい案を思いつきます。
ちこの思いついた案とは?
そしてちこはお父さんと会うことが出来るのでしょうか?

 

3.ふしぎなかぎばあさん

算数のテストで35点という点数をとってしまった広一。落ち込んだまま、家に帰って玄関の扉を開けようとすると……なんと、鍵を落としてしまったらしいことが発覚。広一は、自分で玄関の鍵を開けてお母さんの帰りを待つ、いわゆるかぎっ子。鍵がなければ家に入ることでがきません。
困っている広一のところへ現れたのは、黒いオーバーを着て白い長靴を履いた太ったおばあさん。おばあさんは自分のことを、「かぎばあさん」だと名乗ります。おばあさんは何百もの鍵のぶらさがった鍵束を取り出し、その中から一つ鍵を取り出すと広一の家の鍵を開けてくれました。
驚く広一を尻目に、おばあさんは黒いかばんから食材を取り出して、ポークソテーを作ってくれます。
不思議なかぎばあさんは、お母さんが帰ってくるまでまだ時間があるからと、紙芝居を読んでくれます……。

 

子どもの気持ちに寄り添う物語

本書は1979年に発行された古い児童書ですが、今なお、読みつがれる不朽の作品となっています。
その理由は、この作品の根底にある、子どもの気持ちに寄り添う優しさにあるのではないかと思います。子どもには子どもなりのいろいろな気持ちの動きがあって、事情があって、生きているのです。それら当然のことが表現されているからこそ、この作品を読んだ子どもたちは深く共感し、慣れ親しんでくれるのではないでしょうか。

 

両親が共働きの家庭が増え、学校から帰っても家には誰もいない子は年々増えているのではないかと思います。「ふしぎなかぎばあさん」は、そんな子どもたちが困ったとき現れる不思議なおばあさんの話です。なくした鍵を鍵束の中から見つけ出してくれたとき、どれほどほっと安心したことでしょう。その後の、ご飯、紙芝居……かぎばあさんはまるで子どもたちの寂しさを紛らわしてくれる不思議な存在ように思えます。それにしても、なんといっても、おばあさんが作ってくれたポークソテー! 本当においしそうで食べてみたくなります。

 

「手紙になったリンゴ」では、単身遠くに働きに出ているお父さんに会いたいと手紙をだす少女の気持ちと、お父さんに手紙を届けたいというリンゴの気持ちに感じ入る一編です。周りめぐって、物語が収束していく様は、純粋に面白いと思います。父親が単身赴任でいつも家庭にいない子などは、ちこの気持ちに共感しながら、物語を読みすすめていくのではないでしょうか。

 

「ふしぎな道のり」は、男の子同士の友情を描きながら、そこに不思議なスパイスを加えたお話です。この話を読んだ子は、最後の結末になんともいえない不思議な感覚を覚えたのではないでしょう。友達との遠乗りから始まった不思議な物語だからこそ、子どもたちの共感を得るに至ったのではないかと思います。

 

発行が古いため、古い設定がちらほら

土曜日に学校があったり、メールではなく手紙だったりと時代を感じさせる場面がちらほらと見られます。
特に「手紙になったリンゴ」では、お父さんの住所が分からないから手紙が出せない、というくだりがありますが、今の時代ならメールや電話で解決できた問題では……?と思いました。1979年にスマホはないですよね……。無粋なツッコミでした。

対象年齢は小学校低学年から。字がメインの本なので、文章を読むのに慣れてきた三年生ぐらいからが最適かも。
心の温かくなる話なので、是非読んでほしいですね。

 

シリーズ化した「ふしぎなかぎばあさん」、単行本もあります

好評を博したかぎばあさんシリーズ、何冊もシリーズが出ています。
kindle版もありますので、電子書籍でもかぎばあさんに会うことができますよ。

 

単行本版。この黒い表紙に見覚えのあるおとなの方も多いのでは?

 

探してみたらいっぱいあったので一部のみ。電子書籍化しているものとしていないものがあるようです。

 

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