絵本の森

爽快、捕り物譚!──『大どろぼうホッツェンプロッツ』

わくわくどきどきがつまった、読みやすい冒険譚!

 

その名は大どろぼうホッツェンプロッツ!

ある日、少年カスパールのおばあさんが、お気に入りの特別製コーヒーひきでコーヒーを挽いていると、大どろぼうホッツェンプロッツが現れて、おばあさんの大切なコーヒーひきを奪っていってしまいました。

おばあさんのコーヒーひきを返してあげたい少年カスパールとその友達のゼッペルは、大どろぼうホッツェンプロッツを捕まえる決心をしました。

相手はあの大どろぼうホッツェンプロッツです。
とても油断なりません。

果たして、カスパールとゼッペルはホッツェンプロッツから大事なコーヒーひきを取り返すことができるのでしょうか!?

二人の少年対大どろぼうの捕り物劇の幕開けです!
手に汗握ること間違いなし!

 

長年親しまれてきた児童文学、わくわくいっぱいの冒険譚

個性的なキャラクターとテンポの良い展開がぐいぐい一気に読ませてくれます。
古いお話ではありますが、古臭い言い回しなどを除いていも、わくわくどきどきがとまらない名作。

大どろぼう相手に、少年たちは知恵(と運)で立ち向かいます。
痛快、爽快。
押し付けがましい教訓などは存在しません。
元気はつらつとした少年と、どこか憎めない悪党たち、ユニークなおとなたちが繰り広げる楽しい話。
挿絵も味があって、いかにもわくわくさせるつくりとなっています。

この童話は掛け値無しに面白い。名作だ。

冒険活劇が好きな子どもたちに是非読んでもらいたい。唯一難があるとすれば、言い回しが少し古臭いところがあることぐらいです。(いまどき、~たまえ。なんて言っている子どもはいないような)

物語を読む楽しさを教えてくれる最適な一冊。
是非、ご堪能あれ!

 

対象年齢は小学校中学年から

この本は絵本ではなく児童書です。挿絵も随所にありますが、あくまで文章が主体。小学校低学年には厳しいでしょう。対象年齢は小学校中学年以上。おとなは楽しくさらりと読めます。

 

続編もあるでよ

 

二巻

三巻

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食べ物がおいしそうな作品に駄作は存在しないの法則

読んでいると、マッシュポテトとなまクリームのかかったプラムケーキを食べたくなりました。
プラムケーキもマッシュポテトも食べたことありませんが……

マッシュポテトはおいしいに違いない